インプリム社がオープンソースで開発している、ノーコード開発ツールPleasanter。
公式ページには、dockerでお試しの手順が乗っているので、それを参考にPodmanで試した記録を残しておきます。

githubのページは以下のURL.Readmeにお試し手順も記載されています。

https://github.com/Implem/Implem.Pleasanter

前提として.Netの8を導入します。これはパッケージマネージャに頼りました。
#yum install dotnet-sdk-8.0

Readmeの手順は、Postgresのコンテナを起動して、codedefinerでdbを初期化。その後Pleasanterコンテナを起動となっています。なので、同じポッドにPostgresとPleasanterのコンテナを入れてあげれば動きそうです。

まずは、環境変数指定用のテキストファイルを作成。
#vim env-list-file

中身はこんな感じ。パスワードだけちゃんと設定してね。
Implem.Pleasanter_Rds_PostgreSQL_SaConnectionString=Server=db;Database=postgres;UID=postgres;PWD=aaaaaaa
Implem.Pleasanter_Rds_PostgreSQL_OwnerConnectionString=Server=db;Database=#ServiceName#;UID=#ServiceName#_Owner;PWD=bbbbbbb
Implem.Pleasanter_Rds_PostgreSQL_UserConnectionString=Server=db;Database=#ServiceName#;UID=#ServiceName#_User;PWD=ccccccc

#podman pod create --name pleasanter-pod -p 50001:8080
公開ポートをPod作成時に指定。

#podman container run -d --rm --name db --pod pleasanter-pod --env POSTGRES_USER=postgres --env POSTGRES_PASSWORD=bf36gfe --env POSTGRES_DB=postgres docker.io/postgres:15
指定通りのPostgreSQLコンテナを起動

#podman container run --rm --pod pleasanter-pod --name codedefiner --env-file env-list-file docker.io/implem/pleasanter:codedefiner _rds /y
DB初期化用のコンテナを起動。最後の/yは、利用条件の確認に自動応答するためにつけています。
このコンテナは、DB初期化が終わると自動終了するので、デタッチしないで眺めます。

#podman container run --rm -d --pod pleasanter-pod --name pleasanter --env-file env-list-file docker.io/implem/pleasanter
最後にPleasanterのコンテナを起動。これで動作します。

Webブラウザで対象サーバの50001ポートへアクセスすると、画面が出てくるはずです。