月別アーカイブ: 2006年7月

「帝都東京・隠された地下網の秘密」秋庭 俊

「帝都東京・隠された地下網の秘密」秋庭 俊

東京には、今も隠された地下道が無数にある。
と、言うことを検証しようとしている本です。
政府専用の地下鉄とか、秘密の地下道とか、かなり夢とロマンが一杯の
テーマなのですが、実際に掘り返して調べるわけにも行かず、本書の内容も
推測に終っています。しょうがないとは言え、残念。

それと、この本はかなり読みづらいです。
東京の現在の地下鉄の話が頻繁に出てくるのですが
正直、国会議事堂駅のホームがどうこう言われてもちっとも分かりません。
頻繁に利用している人で無いとちょっと辛いのではないでしょうか。

この読みにくさのせいで、作者の想像に乗っかって
楽しむのも困難になっています。

テーマはともかく、いまいちでした。

「閉ざされた夏」 若竹七海

「閉ざされた夏」 若竹七海 著

ひさびさの、読書。
ジャンルはミステリーです。
主人公は、文学記念館の学芸員と、ミステリ作家の妹です。
この妹が、安楽椅子探偵のポジションにいるのですが、
何でも、お見通しってわけではなく今の情報を整理し、指摘してくれるような推理なので、
ミステリをあまり謎解きせずに呼んでいる私でも、共感しやすいです。
反面、いろんな方面から新事実が入ってきて、それから考えているため、
ワイドショーを見ているような感覚でもあります。

主人公と、妹は良く喋っているためか、人物をつかみやすいですが
そのほかの人は、ちょっと弱いかなと感じました。特に序盤部分は。

あと、落ちがちょっと気に食わなかったかも。

全体的には読みやすく、なかなか面白かったので、まぁ悪くは無いです。

「宇宙の果てまで」 小平圭一

「宇宙の果てまで」 小平 桂一

ハワイマウナケアに建設された、すばる望遠鏡のできるまでの日々の記録です。
著者はこのプロジェクトに20年の歳月を掛けて成功させました。
宇宙を見る望遠鏡なんていうと、夢一杯ロマン一杯な想いを抱いてしまいますが、
実際に建設の調整やら、予算やらをめぐる話は、かなり泥臭いことになっています。
国の予算ですから、お役人しだいであり、政治的能力が問われるような世界です。
夢やロマンから一番遠いところの話に思えます。

足掛け20年分の日記、かなり深いです。

サーバ復旧

金曜日の夜に、サーバのディスクがカッコンカッコン言い出して、
危篤になってしまいました。

土日で新しいディスクにデータをサルベージして復旧です。
しばらく見えなかったのは、修理中でした。