読書」カテゴリーアーカイブ

ブクログのブログパーツ

ブクログのブログパーツを右下に貼り付けました。

ブクログとは、読んだ本/読みたい本を登録していくサービスです。自分の本の整理に使ってます。

読んだ本の他人の感想が簡単に見られたりするので、面白いですよ。
昔は似ている本棚が検索できた気もするのですが・・・

よたろうくん

絶版本の復刊を働きかけてくれる、「復刊ドットコム」
じつは、もう何年も昔からマンガ「よたろうくん」の復刊をリクエストしています。

100票集まると、出版社に掛け合ってくれるシステムなので、気長にリンクを張っていたのですが、先月一年ぶりに賛同してくれる方がいらして、大変うれしいです。

現状は、30票と先が長い状況ですが、気になる方はリンクをクリックみてはいかがでしょうか。そして出来ればユーザー登録して投票してください。おねがいします。

「謎物語あるいは物語の謎」

読んでいてしんどい本でした。

北村薫さんが、色々なミステリを引いてきて素晴らしさについて語るエッセイなのですが、私には引いてきた箇所の素晴らしさがわからないことが多々あり、自分の読解力とバックグラウンドのなさにがっかりしていました。

ちょっと読むためのハードルが高かったです。まだ楽しめていないはず。

近所の図書館まで

天気がいいので近所の図書館まで自転車で行きました。行ってみると意外に利用者が多いのに驚きです。そんな特別立派ではない(失礼)普通の図書館なのに、結構利用者はいるんですね。

折角なので、新刊本屋では売ってないような本も含めて、何か無いか探していました。自分は値段とスペースの関係上、基本的に文庫のみを買っているのですが、そうすると文庫になっていない本とのふれあいはしていないことになります。今回適当に見てみただけですが、好きな作家の本でもまだ読んだこと無いものや、本屋では見かけたことが無い作家の本などちょっと知らなかった世界が広がった気になれました。

ソバ畑
(おそらく)ソバの畑
コスモス
とコスモス。
図書館までの道のりにも自然が一杯です。

「官僚たちの夏」 城山三郎 著

「官僚たちの夏」 城山三郎 著

俗にお役人と言われる人たちの仕事って、いまいちどんなことをしているのか分からないですし、
ワイドショー方面などでは、堕落しているようなイメージまであります。

この本は、そんな風に一般市民から思われているかもしれない、人たちのお話です。
日本が高度経済成長していた時代、西欧諸国から押し寄せる自由化の波と戦おうとする男の熱さと、
時代の変化に抗いきれない寂しさが詰まっています。

タイトルから固そうなイメージを受けますがそんなことないので、楽しく読んでみるといいと思います。

「コーヒーに憑かれた男たち」 嶋中 労 著

「コーヒーに憑かれた男たち」 嶋中 労 著

ひさびさに、物語でない文庫を読みました。
なんだか深そうだなと思いつつも、まったく知らなかったコーヒーの
世界について知ることが出来る一冊です。日本と世界とでは、
傾向なども違うようですし、宗派みたいなものもあるようですので、
一概にこの本だけで全部分かるとは言えないと思いますが、
コーヒーってはまっていくと大変なんだと分かる本でした。

日ごろ、全然こだわらず飲んでいる自分ですが、
おいしいコーヒーってのがちょっと気になります。

余談ですが、こんな日ごろは読まないような本にめぐり合えるのは、
書店ならではの楽しみですね。インターネットのプル型検索ですと、
どうしても、自分の好みに偏りがちです、

よたろうくん

復刊ドットコムによたろうくんと言う、昔の漫画の復刊をリクエストしています。
右側のバーにリンクを張ったので、興味があるかたは、投票お願いします。
100票あつまると、復刊交渉してくれるそうです。

「天国はまだ遠く」 瀬尾まいこ著

「天国はまだ遠く」 瀬尾まいこ著

自殺を試みる主人公が、たどり着いた田舎で立ち直る物語です。
こんな風に一行で書くと、詰まらなさそうですが、
田舎の魅力がいっぱいに詰まった本です。
日々に疲れを感じている人、なんとなく田舎にあこがれている人なんかは
読むとすっきりすると思います。

「二十四時間」 乃南アサ

「二十四時間」 乃南アサ

これは、二十四時間それぞれがタイトルとなった、二十四の短編集です。
どれも、日常からふと外れた、記憶に残り続けそうなある日のお話です。
それぞれの話はどれもすこし懐かしさが漂う、思い出を見返しているような話ですが、
個人的に響いたのは、「六時」の中の「私」が干しっぱなしの洗濯物や、コンビニの自転車を見るときに
自分には手の届かない、誰かの人生に思いをはせていること。
これを読んだとき、電車の窓から見える風景に感じていた懐かしさのような気持ちに
言葉がはまった気がしました。

それが、言いたかっただけです。

「午前三時のルースター」 垣根涼介

「午前三時のルースター」 垣根涼介

ベトナムで行方不明になった父親を探す、少年の物語。
旅行会社の社員である、長瀬が少年とともにベトナムで父親探しを
するものの、不可解な妨害に会います。それを越えてたどり着く真実とは。

ミステリ要素あり、ハードボイルドあり、アクションありな贅沢な内容ですが
実際には人の心の機微を描き、人の成長と出会いと別れの物語です。

エピローグの読後感はさわやかで切ない。

一気に読むほど引き込まれます。お勧め。