月別アーカイブ: 2005年10月

片付け

ちょっと、限界に感じてきたので、部屋の片付け(ごみ捨て)を行いました。
大学時代の何だか分からない、論文の破片とか。
入試の入学願書とか、用途不明なペットボトルとか、いろいろ捨てました。

しかし、あまり片付かない。
ダイソーでファイルをもっと買ってこよう。

「半落ち」横山秀夫

「半落ち」横山秀夫 著

映画化もされていて、評判も高い作品です。
妻殺しで自首してきた警察官の2日間の空白を追いかける内容です。
追いかける人も、それぞれの立場から出来ることをして、かわるがわる
2日間の真相に近づいていきます。

正直なところをいうと、落ちががっかりでした。
もともと、2日間の秘密が話のキーポイントであり
これで1冊引っ張っているのですから、期待ばかり大きくなって、
という分はあると思います。
しかし、もう少し一般的に共感を得られる何かがなかったのかなと。
もしくは、匂わす程度で「半落ち」のままのほうが良かったな。
そこまでが面白かった分、ちょっとがっかりです。

仙台旅行2

2日目は、秋保のホテルからまず秋保大滝へ。
しかし、土砂降りのため滝への移動は断念しました。
看板で我慢

昼を食べて青葉城跡へ
石垣だけが残っていて、城跡にはお土産物やが建っているというあまり風情がないところでした。
お城の主?
ただ、ここから仙台市内の眺めはとても良いです。

仙台旅行1

宮城県は仙台へ行ってきました。
初日の観光ポイントは松島です。
松島の中の一つ
遊覧船でまわってきましたが、周り中こんな島だらけです。
珍しい景色です。
さらにすごいのは、こんな中にも住民がいる島があることでしょうか。

夜は、温泉旅館でぐーたらです。

出勤中

日の出
出勤途中の空です。
夏が終わって、駅までの道のりの間に太陽が昇ってくるようになりました。
朝早いですが、こんな風景を見ることも出来ます。
もうすこしすると、星を見ながら出勤になります・・・

「ブルースカイ」 桜庭一樹

「ブルースカイ」 桜庭一樹

真っ青な表紙と、タイトルで買ってしまいました。
帯の文字を持ってちゃんと見ておけば、読後感も違ったのですが。

最後の1日で世界を駆け抜けた、少女のお話?でいいのかな。
中世の魔女狩りの嵐が吹き荒れるドイツ、ちょっと未来のシンガポール
それぞれに、影響を与えて通り過ぎていきます。それぞれに、ちょっとは救われたのかな。
最後の1日は、さわやかで悲しいラストです。

失うものがある物語は、読後に考えてしまいます。

ところで、ここに出てきた世界(特にドイツ)は、まだ謎が残ってるような気がしますが、
これで終わりなのかな。シンガポールの世界の中のゴシックの世界は、ドイツとはべつ(なはず。)でいいのかな。

など、ちょっと?な部分があります。本にかかれていない世界の外があるってことなんでしょうけど、
著者の他の作品で補完できるのかな?

「暗いところで待ち合わせ」

「暗いところで待ち合わせ」 乙一

主人公が、他人の家に潜んでいる部分の設定が面白いです。
謎解きの部分は、何だかとってつけたような感じを受けましたが、(意外な伏線とも言うのか)
ストーリ全体としては、読後感も悪くなくよかったです。ただし、とっても分かりやすいです。

主人公の内面は、かなりしっかりと描写されているのですが、
その他の人(登場人物は少ないですが)はあまり、出てこないこともあって、
ちょっとぼやけているような気もします。
主題はそこではないので、あえてそうしてあるのかもしれませんが。

あっさり読めて、面白いです。
アイデア勝負な気もするので、繰り返すかは微妙です。

「地球の長い午後」

地球の長い午後 ブライアン W オールディス

おそらく今よりずっと未来に、地球の自転が止まり
植物が大繁栄して、人間がちっぽけに退化してしまった時代の物語です。
やたらと、危険な世界をサバイバルしていきます。

 この本のメインは、とても変わった世界設定だと思います。
植物が動物のように進化していて、やたらめったら好戦的になっています。
 人間からはだいぶ知性が失われていて、細々と暮らしています。

 主人公達は、ほとんど流されるままで、序盤に張られた伏線のようなものも
最後にちょこっと出てくるのみなど、話としてはどうなのかなと思います。
 動物並になっている主人公にも感情移入は難しいです。

個人的には、ストーリが弱いのでいまいち。

いいことなんだろうけど

久しぶりに行った駅で、こんな張り紙を見つけました。
定刻で発車します。
今までは、何だったのだろう?って思ってしまいますが。
たしかに、遅かったり早く行っちゃったりしてたけど・・・
でも、階段下りてるおばあさんを待ってたりもしてたんだよね。
どっちが良いんだろう。