「半落ち」横山秀夫 著
映画化もされていて、評判も高い作品です。
妻殺しで自首してきた警察官の2日間の空白を追いかける内容です。
追いかける人も、それぞれの立場から出来ることをして、かわるがわる
2日間の真相に近づいていきます。
正直なところをいうと、落ちががっかりでした。
もともと、2日間の秘密が話のキーポイントであり
これで1冊引っ張っているのですから、期待ばかり大きくなって、
という分はあると思います。
しかし、もう少し一般的に共感を得られる何かがなかったのかなと。
もしくは、匂わす程度で「半落ち」のままのほうが良かったな。
そこまでが面白かった分、ちょっとがっかりです。