「さいえんす?」東野 圭吾
だいぶ笑わせてもらった、「あの頃ぼくらはアホでした」のようなエッセイかと思ったら、
結構真面目な内容でした。連載物のせいか、話題がよく変わり、サイエンスでは無いときもあるのですが
なんにしても結構興味深く読めます。
著者は、技術によるトリックの変遷から、野球のペナントレースの改善など、色々なことに、色々考えてるのを読むと、なんでも考えずに流していてはいけないなと感じます。
「さいえんす?」東野 圭吾
だいぶ笑わせてもらった、「あの頃ぼくらはアホでした」のようなエッセイかと思ったら、
結構真面目な内容でした。連載物のせいか、話題がよく変わり、サイエンスでは無いときもあるのですが
なんにしても結構興味深く読めます。
著者は、技術によるトリックの変遷から、野球のペナントレースの改善など、色々なことに、色々考えてるのを読むと、なんでも考えずに流していてはいけないなと感じます。
向かって右が120円、左は130円になってます。
何が違うのだろう?
「1980 アイコ 十六歳」 堀田 あけみ 著
ちょっと昔(多分タイトルどおりの1980)の女子高生三田アイコの
夏から冬までの、にぎやかかつ悩み多い学園生活が描かれています。
作品中で、アイコは結構色々悩むのですが、その描き方が、
思考をそのまま書き付けているようで、追いかけやすい。
皆がいろいろ考えてるのだと、共感しやすくなっています。
しかし、この作品で一番印象深いのは、新装版へ向けてのあとがきでした。
最初のあとがきから25年後、19歳の時のあとがきから、一気に時間を飛び越える感覚。
全てが一気に過去になり、流れた時間を思わせます。
映画のラストで、現実に戻る(スタンドバイミーのような)感覚です。
ストーリーは、無いのだけれど、読後感はとても良い。
「スラムオンライン」 桜坂 洋 著
(架空の)MMO格闘ゲームジャンキーの、ゲームにささげる青春?なんだと思う。
リアルな世界に割り振るリソースを削り取って、ゲームの世界へつぎ込む。
はまっている、というか廃人寸前の主人公が、バーチャルで求めるものとは?
見たいな感じなんだろうか。
テーマがそれなら、現実世界の布美子さんの話は蛇足なのでは?とも一瞬思ったが、
そうなると、主人公の坂上君がリアルに帰ってこなくなるのでダメか。
といううより、対比することでバーチャルにどれだけ思いを懸けてるかが協調されてるのですね。
でも、あんなに現実うまくいかないような。
関東地方に、雪が降りました。
朝は、静かです。
「リレキショ」 中村 航 著
”姉さん”に拾われてきた”僕”の物語です。
タイトルのリレキショとは、履歴書のことで、拾われてきた後の”僕”の
拾われてからの履歴書のことです。
僕の過去もわからないし”姉さん”も良く分からない。
いろいろなことがはっきりしないまま、
小さな世界の話が進行していきます。
細かいことを気にする人は、気持ちよく読めないかもしれません。
浸れる人なら、楽にすっきり読めると思います。
とりあえずは、素晴らしき、ウルシバラワールド。
今朝の結果。
$tail -f World.log
(略)
Wed Jan 18 06:27:46 JST 2006
Full build of Release 6.9 complete.
と、いうことで、やっと成功した模様です。
あとは、
$su
#make install
#make install.man
でお仕舞い。
動作確認は、また後で。
今日は、
undefined symbol: FT_Get_PS_Font_Info
こんなエラー。
Google先生に聞いても、Freetypeを入れなおしたら?
ぐらいしか答えが返ってきません。
とりあえず、ライブラリが新旧混在してるので、
/usr/lib
の古いものをシンボリックリンク削除、追加で新しいものを指すようにしてみた。
昨日のmakeは、ncurses.hが無いと止まっていたので、
ncursesを入れてリトライした。
朝見て見ると今度は、linpng.so.3が見付からないと言っている。
確か入れたはずなんだけど。/usr/local/libには確かに有る。
/usr/lib
しか探しに行ってないようなので、
/usr/local/lib
をパスに入れようと思ったけど、どこで入れるのかわからないので
シンボリックリンクを、張った。
これからも、同じのがわらわら出てきたら、どうしよう。
「トワイライト」 重松 清 著
小学生のころに埋めたタイムカプセルの開封に集まった、
40近くの元、子供の物語です。
昔、夢いっぱいだった21世紀、大阪万博が見せてくれた未来と、
未来を喪失してしまった現実。
昔夢見ていたものとは違う未来を、しんどく生きている人たちの
喪失と、ささやかな希望の物語です。
この作者の書く中年は、いつも何かを失って、失望して
それでも、少し希望を見つけて生きていくと言った感じです。
全然ヒーローじゃなく、一般の人です。
そういう人が挫折を乗り越えていくからこそ、感情移入して
読めるのだろうなと思います。
音楽が無くても、気持が揺れることもあります。