「宇宙の果てまで」 小平圭一

「宇宙の果てまで」 小平 桂一

ハワイマウナケアに建設された、すばる望遠鏡のできるまでの日々の記録です。
著者はこのプロジェクトに20年の歳月を掛けて成功させました。
宇宙を見る望遠鏡なんていうと、夢一杯ロマン一杯な想いを抱いてしまいますが、
実際に建設の調整やら、予算やらをめぐる話は、かなり泥臭いことになっています。
国の予算ですから、お役人しだいであり、政治的能力が問われるような世界です。
夢やロマンから一番遠いところの話に思えます。

足掛け20年分の日記、かなり深いです。

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