「楽園 戦略拠点32098」 長谷敏司
どこかのWebページで、紹介されていたので読んでみました。
舞台は、宇宙が2分されている戦争の中、重要な戦略拠点とされているが
実際は少女と兵士が二入だけで暮らしている惑星。
そこに、敵側の兵士が降下してきます。
戦略拠点のはずなのに、なぜ何も無いのか。
しかし、あることから惑星の存在理由を知ってしまいます。
戦争中のお話ですが、戦闘は発生しません。
自分を内省し、大切なものは何なのか、失くしてしまった物は何なのかと
考える物語です。
物語の結末も、切ないですが、あとがきはもっと切ないです。
ページの紹介を見て、期待していたほどではなかったけれど、
なかなか良かったかなと思います。
ただ、5年前の本なので、古本屋で探すしか・・・