以前導入してみた、Vista Beta2とりあえず起動しないようにして、
そのままXPを使っていたのですが、ファイルは残ったままでした。
Usersとか、Program Filesとか、Windowsとかのフォルダを置きっぱなしです。
空き容量を確保したくなったので、さっくり消してしまおうと思ったのですが、
なんと、アクセス拒否されて消せません。XPのAdministratorsなユーザーなのに。
原因は、ファイルの所有者が変なことになっているからです。
ファイルのプロパティからセキュリティタブをみると
おそらくVistaのユーザーだと思うのですが、XPからは認識できず
数字のユーザーがファイルを所有しています。
消せないファイルは、このユーザのみがフルコントロール可能になっているためです。
この、不明ユーザーでログインはできないので、いったんXPのAdministratorに
所有者を変更します。セキュリティタブの詳細設定ボタンから、所有者のタブを選びます。
そして、Administratorを選択して、OKします。見た目は変わりませんが、設定はされていますので、
OKを押して、詳細設定も、ファイルのプロパティもいったん閉じてください。
再びファイルのプロパティを開くと、所有者が変更されていて、XPのAdministratorで、
フルコントロールをとることができるようになっています。フルコントロールにチェックをつけられれば
ファイルを削除することもできます。
面倒ですが、ちまちまとやっていくしかないようです。
XP HomeEditionでは、通常はAdministratorのログインも
ファイルのプロパティからセキュリティタブを触ることもできませんので、
まず、セーフモードで起動して、Administratorでログインしてください。