「推定少女」桜庭一樹 読み終わり
床屋で待っている間に終了です。分量はそんなに多くない。
内容に関しては、話全体の流れが決着ついたようなついてないような。
テーマに関しては決着してるのですが、お話のつじつまがどう合ったのかわからないです。
親に対しての気持や子供の言いたい事を、登場人物が代弁してくれていて、懐かしさを感じました。
(共感、でなく懐かしいということは、子供の心を失ってしまったのか。)
それと、現実からちょっとはなれた非日常がミックスされて、きっともっと若ければ
心から楽しく読めたのかもしれないです。
今は、ゲームのシーンのつなぎ合わせ、とも見えてしまって、
ちょっと気になる…
つまらないというわけではなく、むしろシーンごとでは良いのですが、
終盤の風呂敷のたたみ方が、気に入らないというか納得いかないかなぁと。