月別アーカイブ: 2006年3月

玄箱、KDE起動!、せず

要求されるパッケージをどんどん入れて、
arts
kdelib
をmakeして、
kdebaseは、
リンク時にiconv_openなどのエラーが出るのを
環境変数LIBS=-liconv
を設定してmakeしてインストール。
これで、何とかKDEが起動できるはず!

ということで、cygwinのXを立ち上げて、
Teratermのポートフォワードを有効にし(「Setup」->「SSH Forwarding」のX Forwardingをチェック)
startkdeを投入。
この後落ちる

一見起動しそうですが、この後落ちます。
/tmp/.ICE-unix
の所有権や、パーミションが怪しそうですが、いじってもだめ。
もうちょっとなんだけどな。

玄箱でQtビルド

KDEを入れてみたくなったので、Qtのビルドをやりました。
あんまり問題なくスムーズに。
が、当初
qt-x11-opensource-src-4.1.0.tar.gz
を導入したのですが、新しすぎてKDEの方からだめだしされました。
ので、
qt-x11-free-3.3.5.tar.gz
を導入しました。注意点としては、
INSTALLのとおりに環境変数を設定することと、
configureに -prefix にインストール先を設定すること。
さもないとビルドしてるディレクトリにインストールされます。

以上

「星々の舟」 村山 由佳

「星々の舟」 村山 由佳 著

それぞれが問題を抱えている家族の物語。
章ごとに、視点が変わりそれぞれの問題がかかれます。
また、連作の形式になっていて別の人物から見た視点で、別の章の主人公が登場します。
それぞれが、不倫だったり、近親愛だったり、戦争体験だったりと引きずっていますが
それでも、家族という舟に乗っている、といったタイトルだったと思います。

話の中では、問題を抱えつつも解決し、何とかやっていくという形になっていますが、
実際には、こんな風に静かに収まらないだろうし、そもそも問題を抱えすぎかなという
気もしました。

ただ、読み物としては一気に読んでしまう面白さがあると思います。
リアルなような、ファンタジー。