「官僚たちの夏」 城山三郎 著
俗にお役人と言われる人たちの仕事って、いまいちどんなことをしているのか分からないですし、
ワイドショー方面などでは、堕落しているようなイメージまであります。
この本は、そんな風に一般市民から思われているかもしれない、人たちのお話です。
日本が高度経済成長していた時代、西欧諸国から押し寄せる自由化の波と戦おうとする男の熱さと、
時代の変化に抗いきれない寂しさが詰まっています。
タイトルから固そうなイメージを受けますがそんなことないので、楽しく読んでみるといいと思います。