「順列都市」 グレッグ・イーガン

「順列都市」(上下巻) グレッグ・イーガン 著

情報科学と、ネットワークが今より発達している時代、
人間をスキャンして、仮想環境で走らせるコピーと呼ばれる
技術がある時代。

始まりは、自分のコピーを作って実験を行っているポール(コピー)の視点から始まります。
ほかに、お金がなくて十分な実行時間が買えないコピーのピーや、
大富豪のコピー、それにコピーとは別の仮想環境「オートヴァース」にはまっている
ソフトウェアデザイナー。それぞれの視点からばらばらに話が進んで行きます。

上巻のほとんどはmそれぞれの求めるものと、同じ世界に集まるまで、
下巻はコピーにとっての新世界と、その崩壊まで。

読んでいて面白い、のですが専門用語?がわかりにくいことがあります。
そして、お話の肝であるのでかけませんが、新世界のキーになるあるアイデアの
理解が難しい。訳は悪くないのですが、著されていることが抽象的なので
その辺がちょっとです。

内容的には面白いです。ライフゲームとかシムシティとかやりたくなる。

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