「詩歌の待ち伏せ2」北村薫

「詩歌の待ち伏せ2」北村薫

1と同じく、作者の詩、ことばとの出会いのエッセイ集。
追いかけた道筋が説明されていて、追体験できる気分になります。
実際にこれだけの資料を当たるのは、無理がありますが。

前回に比べると、今回のほうは調べ物という感触が強いかな、
と感じました。

それにしても、普段のんべんだらりと読書してるだけでは、
気がつかないようなものに、気がついて調べてしまう作者の
博覧強記ぶりはすばらしいと思います。

解説を書いていたのが、授業を受けたことある大学の講師でした。
出版のような遠い世界と、自分の世界は、一応つながっているのだなと思えます。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)