「完璧な病室」小川洋子を読みおわり。
短編が3つでした。
裏表紙の紹介文のように、どのお話の雰囲気も透明な感じがするのだけれども、
筋肉、内臓、孤児院、などのキーワードが気になってしまった。
綺麗なだけじゃない普通の人なんだろうけど、それがどうなるわけでもなく
主人公が筋肉にこだわってしまうところなどに、気持ち悪いだけの印象しか
感じることが出来なかった。
評価が高い(芥川賞候補)らしいので、
支持されるものなのでしょうが、
読んで,楽しい、とは思えなかったので、
自分とは合わなかったのかなと思いました。